3つのポイント
美容室開業☆絶対に外せない3つのポイントとは?
このコンテンツは現役の一級建築士の監修のもと
美容室開業に関することをできるだけ解りやすい言葉を使って説明するブログです
こんにちは、
店舗(美容室)を中心に長くデザインしてます
中嶋建築研究所 中嶋と申します。

美容室の開業についてお話したいと思います。
サロンをつくる時、何から手を付けて良いか解らないと思ったことはありませんか? |

解らずにいると時間だけがすぎ満足のいかない店になるかもしれませんよ! |
そこで
美容室をデザインしてきた経験から競争の激しい美容業界で
長く愛される美容室を開業するために
絶対にはずせないポイントを、3つ上げて説明したいと思います
オープンするなら繁盛店にしたい思うのは当然です
これからお話しすることをぜひ参考にしてください
不まじめかもしれませんが・・・
どうせ出すなら楽に経営したいですよね! |
美容室をつくるのにあらためて人に聞けない ことをわかりやすくお話します
3つのことを同時に取り掛かってくださいね。詳しいスケジュールもブログアップしますのでそちらも参考にしてください! |

では
絶対に外せない3つのポイントとは何? |
→A)
1.物件の選びかた
2.どうデザインすれば安くできるか
3.出店資金の調達のしかた
になります。
その前に『デザインコンセプト』決めましょう
デザインコンセプトって何? と思われるかたがいるかもしれません
むずかしく考えないでください
ようは
『どんな店にしたいか』ということです
店はこんな風にしたいと考えている人はすぐに決まると思います
が、決まってなくてもおおまかでかまいません(笑)
大事なことは一度決めたら変えない!これが重要です
頭の中にザックリイメージをしていれば物件も選びやすくなりますよ
1.物件の選び方 決断のしかた |
数ある物件の中から自分に合った物件を見つけなければいけません
どんな場所がいいのでしょうか?
わかりやすく質問形式にしますね

1-1)駅・商店街・郊外・住宅地・・・どんな場所がいいの? |
場所 | 良い点 | 悪い点 | 主なターゲット |
駅・商店街 | 人が多い 売上が上げりやすい | 家賃が高い | 若年層からミドルエイジ |
郊外・住宅地 | 家賃が安い | 人が少ない 駐車場がいる |
子育て層からシルバー層 |
それぞれに良い点 悪い点がありますね~
資金との関係がありますのでじっくり考えることが大切ですね
資金のある人は駅近や商店街に
資金のない人は少し離れた場所に
ターゲットと資金を考えながら決めましょう

1-2)出してはいけない場所はあるの? |
歓楽街・工場地・葬儀場近辺は避けたほうがいいですね
1-3)おすすめの場所はありますか |
集まる場所をマグネット(磁石)といいます

マグネット(磁石)・・駅 デパート スーパー
マグネットの近くで物件があればぜひ検討してみてください

1-4)方角なんて関係あるの? |
下の図の上からおすすめの順です!
北向き・・一日中直接日差しが入らない 外からの中から も見えやすいのでわかりやすい |
東向き・・午前中の少しの時間のみ日差しがはいる その あとは見えやすくなる |
南向き・・意外と良くはない 一日中日差しが入る窓際では作業しずらい |
西向き・・午後から日差しが夕方まで入るため見えずらい |

西向きはさけてくださいね
1-5)階数はどうでしょう? |
出しても2階まで 3階以上はエレベーターが必要です
おすすめは中2階 半地下です 見つかればすぐに決めてもいいかもです
物件はとにかくたくさん見ることが大切です あきらめずにできるだけ多くの物件をみて判断しましょう |
2.どうデザインすれば安くできるか? |

→A)方法はいくつかあります
①知り合いの大工さんでやる
②いくつか業者をえらび きそわせる
③自身で業者を分けて発注をする
④信頼できるデザイン会社で価格やデザインを打ち合わせる
などです
ひとつひとつ見ていきましょう
①知り合いの大工さんでやる

*この場合安い良さはありますが デザインが良くなるかわかりません
②いくつかの業者をえらび きそわせる

『相見(あいみつ)』というやつです
*安さもデザイン性もある程度満足できると思いますが時間がかかりますしデザインが最終的に自分の希望にならない可能性があります
③自身で業者をわけて発注する
自身で業者(大工 電気 給排水 タイル等)を発注する方法です
*すごく手間がかかりますから大変です

私的には
④のひとつの信頼できるデザイン会社をえらんでデザイン面も価格面も満足いく店づくりをおすすめします
安く上げる方法はいろいろあります 自分ができるものを選んでください 後悔しないようによく考えて! |
*デザインを決めるうえで重要なことをお伝えしますね
それはデザインをどうするかということです
デザインも流行があります
2-1)デザインは流行のものを選べばいいの? |
→A)これは間違いです
出来る限りオリジナルのデザインにしたほうがいいです
そうしないと再度改装するのが早くなってしまいますよ
少し前に流行った『いやし』のコンセプトのもとにアジアンテイストの美容室が数多く作られました。今はどうですか?
『アジア』や『いやし』は聞かれなくなりましたね。
流行があるのは一瞬ですよ! |
3.資金の調達はどうすればいいの? |

→A)金融公庫(きんゆうこうこ)です
*正式には日本政策金融公庫といいます
親に借りれない場合は公的に借りましょう
借りるところは大きく分けて次の2つがあります
①民間(銀行、信用金庫、信用組合、ノンバンクなど)
②政府系金融(国民生活金融公庫、中小企業金融公庫など)
それらのうち、借りやすい順番は
政府系金融>信用金庫、信用組合>地方銀行>都市銀行
となります
政府系金融の代表である金融公庫(きんゆうこうこ)は、
政府が作った金融です
開業する人に貸してくれる確率が高いのです
また、利息も低く返済期間も長いことが多いので、
これからサロン開業するひとには一番のオススメです
②借りる時にNGとなったその理由は?
→A)借りれない条件が4つあります(*注意が必要です)
1.自己資金がない・・まったくないのは ×
2.経験がない・・美容師の経験がないのは ×
3.借金がある・・少額なら問題ありませんが多額だと ×
(3.は消費者金融から借りたことがある 公共料金の未払いや 過去に破算の手続きがある)
4.犯罪歴がある
まずは金融公庫に行きましょう! |
3-1)内装工事の相場は? |
→A)物件状況やデザインによってさまざまです
それぞれ物件が違うので坪単価(つぼたんか)で比較することは正しくはありません
*なぜならエアコンあるなし 入口サッシのあるなし 床のコンクリートのあるなしなどで変わってくるからです
大きい物件の方が坪単価が安くなります
それは人件費や経費と関係があります
どんな物件でも全ての業者は入りますし、小さい工事を1日でやるのも
大きい工事を1日でやるのも人件費は同じですからね
覚えましょう 1坪=たたみ2枚です |
坪単価を理解しましょう! 坪単価ブログもアップしますね |
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
美容室開業☆外せない3つのポイントを参考に
良い店をぜひ作ってください!

もしよかったらホームページもご覧ください
http://www.nakajimak.com/